偽造ED治療薬にご注意

バイアグラやシアリス、レビトラといったEDにおける治療薬は今のところ保険は適応されていません。ですので、どうしてもEDを治療しようとするとその費用は高額になってしまいます。そこで、少しでも費用を抑えて治療したいと考え、安く手に入る海外のバイアグラやシアリス、レビトラといったED治療薬をインターネットなどで個人輸入する人がいます。インターネットで検索をしてみるとバイアグラやシアリス、レビトラといったEDの治療薬は結構な数があります。中には高額なはずの治療薬までもが売られていたりしますが、そのうちのほとんどが偽物の薬です。
この偽造されたバイアグラやシアリス、レビトラのED治療薬は格安で手に入るので高い治療薬を買うことのできない人が手を出してしまう状況が続いています。

しかしこれらの薬は正規のものではないですので、その製造現場は非常に不衛生な場所で作られている場合が多く、薬の成分もバイアグラやシアリス、レビトラといった本物と比べて品質が悪かったり成分がバラバラだったりと非常に粗悪なものが多いです。中には有効成分が全く含まれていないものや全く違った成分が入っているものも数多く存在します。そのため、そのようなものを服用していては危険性が本物のEDの治療薬と比べてみても高くなってしまいます。

見た目は粗悪品も病院で処方されるものと変わらないように見えてしまうのがより個人輸入を助長してしまっている要素であると考えられます。実際に個人輸入をしたED治療薬を購入してしまっている人たちの約9割が自分の購入した薬は本物であると信じ込んでしまっています。しかしそうした人を含め偽物の薬と本物の薬を見分けられないと思っている人たちは75%ほどいます。医療機関を受診している人たちに至っては95%を超える人たちが本物を見たことがあるにもかかわらず区別できないと言っています。

この結果から見てもネットで購入している人たちは区別が出来ないものを本物だと信じ込んで使っているという現実が見えてきます。自分が購入している薬についての過信がより危険な状況へ自信を誘ってしまっているのです。しかし、似ているからと言って使用し続けることで何らかのトラブルが体の中で起こってからではもう後の祭りです。ED治療に全く効果がないだけでなく他の臓器に何らかの障害を与えてしまうこととなってしまいます。
例えば、シンガポールで偽装ED治療薬を服用していた患者が低血糖症となり昏睡状態になってしまう事態になったことや、日本において意識障害や呼吸困難となり死に至ったケースもあります。そんなことにならないためにも個人輸入のような違法に輸入された薬を使うのではなく、きちんと病院で処方されたバイアグラやシアリス、レビトラといったED治療薬を用いた方が良いでしょう。

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