EDとは

EDとは勃起機能の低下を意味しており、英語で「Erectile Dysfunction」、日本語では「勃起障害」や「勃起不全」と訳される男性の性機能障害の一つであります。 陰茎の勃起の発現や、また維持をすることができないため満足のいく性行為の行えない状態や、また大切な性交時に有効な勃起が得られないために残念ながら満足のいく性行為が行えない状態、せっかくの性交のチャンスの時に75%以上で性行為が行えない状態で、性的不能とも呼ばれたりします。
ただしED、勃起不全とは完全に勃起しないだけのことをさすのではございません。勃起困難、硬度不足、勃起の維持ができない中折れもEDの症状となります。
簡単に言いますと、「なかなか勃起しない」「最近、性行為に自信がもてない」 「最後まで満足のいいくような性行為ができない」「たまに勃起しないことがある」という風な症状もEDと言えます。

元々は、インポテンスとかインポテンツなどと呼ばれていましたが、広義では 「性欲、勃起、性交、射精、極致感のいずれか1つ以上欠たり、または不十分な場合」を言われてまして、これは現在では性機能障害に相当する症状となります。また侮辱的な意味を含んでいると思われがちになります。ですので現在では正確な呼び方としてEDと呼ばれることが多いのです。
大体が、50代以上の人に多くみられますが、最近は心因性からくる若年層にも多くみられます。EDとは、性機能障害、SDと同一視されがちですが、SDとは 「性欲、勃起、性行為、射精、オーガズムの1つでも欠けたり不十分なもの」と定義されております。EDはSDの中の一つに過ぎないんです。また、広義では男性不妊症とも捉えられたりしますが、現在では人工授精なども可能ですので、正常な性行為を行うことのできないEDとは厳密にいうと違います。
元々は、男性の繊細な部分であり、EDになってもなかなか言い出しにくい症状ですので、治療も進まず困難なことが多かったのですが、最近になって、バイアグラやレビトラ、また最新のシアリスの登場などにより、患者と医師が協力をしてEDの治療にあたることができるようになりました。
また、同時にパートナーの助けも必要がないので、男性患者のみで治療にあたれることから、言い出しにくい方なども積極的に治療にあたれるような体勢が整ってきております。
最近では、健康な時が昔に比べて長いので、性行為も永く楽しみたいという老年代が増えてきておりまして、EDが注目されてきました。そのおかげでED治療も発展し、ED治療薬も飛躍的な進化を遂げました。

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